エジプト神話

エジプトの神々 ラー【太陽神】

投稿日:2017年4月13日 更新日:


太陽神ラーは、ヘルモポリスの神話から誕生しました。

その後、ラーはエジプトの最高神にまでなり、多数の高位の神々と同一化していきました。

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習合していくラー

エジプト神話にはたくさんの神々が登場しますが、その中において最も崇拝されたのが太陽神かつ最高神であるラーです。

頭上には太陽を象徴する円盤があり、ハヤブサの頭部と人間の体を彼は持っています。

ラーは、古エジプトの都市であるヘルモポリスで誕生して、その後に、そこかしこで次々と高位の神と同一化していきました。

が、どの神と同一化しても最高神としての立場が揺らぐことはありませんでした。

ラーが同一化した神々

  • 創造神アトゥム
  • 光の神ホルス
  • テーベの地方神アメン
  • スカラベの神ケプリ

太陽神ラーのおしごと

昼の世界と夜の世界をラーが毎日旅することで、世界には昼と夜が交互に訪れているのです。

これはどういうことでしょうか?

昼には、12時間かけて東から西へ12の都市を太陽の船「マンジェト」を使い、天空を移動します。

一方で、夜には12時間かけて地底の川を西から東へと夜の船「メセクテト」で渡ります。

こうしたラーの旅のおかげで世界には夜と昼の繰り返しがあるのでした。

最高神ラー→トト?

盤石であるかに思える最高神ラーの権威ですが、それが弱体化するようなエピソードも伝わっています。

ラーは年老いて、よだれを垂れ流していました。

そのため、ラーを崇拝する気持ちを人々は徐々になくしてしまいます。

そして、ラーはそんな人間に失望して天上にのぼってしまいました。

かくして、太陽神として地上に光をもたらす役割は続けたものの、最高神の座とたくさんの仕事を月神トトに譲渡したのでした。

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