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世界の神話 ギリシャ神話の神々 プロメテウス編

投稿日:2017年3月30日 更新日:


人間を作り出したティタン神族の賢者プロメテウス。

ゼウスと不和が生じていましたが、人間の守護者として人々はプロメテウスを崇拝していました。

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ティタン神族の賢者

ティタン神族の賢者プロメテウス。

プロメテウスというのは「先見」を意味しており、先のことを洞察する力を持った神でした。

例えば、ゼウスとティタン神族が敵対した際に、プロメテウスはティタン神族が負けることを洞察していました。

そこで、プロメテウスは仲間を説得して戦わないように言いますが、聞き入れられなかったため彼はゼウス側につきました。

・・・・・・プロメテウス。すげー。

人間をめぐりゼウスと対立

洞察力があったプロメテウスですがゼウスと対立してしまい、ある出来事により人間に寿命ができてしまいます。

ある説によるとプロメテウスは人間を作ったとされ人間に気をかけていましたが、ゼウスは人間を好ましく思っていませんでした。

そうして、人間の処遇を巡り両者は対立するに至ったのでした。

そんなある日、神々と人間の食料配分を決めることになりました。

このときにプロメテウスはゼウスをだましてやろうとして食料を2つに分けました。

一方は、美味しそうに見えるけど実は骨に脂身を巻いただけのもの。もう一方は、まずそうな胃袋なんだけど、その中に肉や皮、内臓が詰まっているおいしい部分。

プロメテウスとしては人間に美味しい部分を渡すという思惑があり、そしてその通りになりました。

しかし、ゼウスはプロメテウスのこの思惑を知っていたのです。

知っていて、永遠に朽ちることのない骨を選び、すぐに朽ちてしまう肉や内臓の部分を人間に渡るようにしたのです。

結果として、すぐに朽ち果てる肉と同様の運命を人間は背負いました。

つまり、このときから人間には寿命ができたのでした。

さらに、自分を騙そうとした人間からゼウスは火を取り上げてしますのです。

・・・・・・プロメテウスは先を読む洞察力があるはずが。

人間を思いすぎるがゆえに力が発揮できないのでした。

ゼウスによるプロメテウスの拷問

プロメテウスの失策により人間界から火はなくなりました。

しかし、プロメテウスはゼウスの目を盗んで再び人間に火を授けます。

人間界はこれで火を取り戻しましたが、ゼウスはプロメテウスに対して激高しました。

そして、なんとプロメテウスを拷問にかけたのです。

その拷問というのが、岩山の頂にプロメテウスを縛って大量の大鷲に動けない彼の内臓を食わせるという凄惨なものでした。

ティタン神族のプロメテウスは不死身で、大鷲に内臓を食べられても次の日には再生します。そのため、彼には大鷲に食べられては復活するという恐ろしい毎日が待っていたのでした。

そして、この拷問は英雄であるヘラクレスに助けられるまで、3万年も続いたと言われています。

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