仏教

さとるために釈迦が絶対におすすめする8つの方法【八正道】

投稿日:


釈迦が初めての説法である初転法輪で語った内容は、四諦と八正道であったとされています。

今回は、その内の八正道についてご紹介します。八正道とはさとりに至るための8つの実践方法という意味です。

正見(しょうけん)

正見は正しい見解という意味です。

比丘たちよ、苦なるものを知ること、苦の生起を知ること、苦を滅することを知ること、苦の滅尽にいたる道を知ることがそれである。

出典:阿含経典 2(p.173)

正思(しょうし)

正思は正しい考え方という意味です。

比丘たちよ、迷いの世間を離れたいと思うこと、悪意を抱くことから免れたい思うこと、他者を害することなからんと思うことがそれである。

出典:阿含経典 2(p.173)

「スポンサーリンク」

正語(しょうご)

正語は正しい言葉という意味です。

比丘たちよ、偽りの言葉を離れること、中傷する言葉を離れること、粗悪な言葉を離れること、および雑穢なる言葉を離れることがそれである。

出典:阿含経典 2(p.173)

正業(しょうごう)

正業は正しい行いという意味です。

比丘たちよ、殺生を離れること、与えられざるを盗らざること、清浄ならぬ行為を離れることがそれである。

出典:阿含経典 2(p.173)

正命(しょうみょう)

正命は正しい生活という意味です。

比丘たちよ、ここに一人の聖なる弟子があり、よこしまの生き方を断って、正しい出家の法をまもって生きる。比丘たちよ、その時、これを名づけて正命というのである。

出典:阿含経典 2(p.173)

正精進(しょうしょうじん)

正精進は正しい努力という意味です。

比丘たちよ、ここに一人の比丘があり、いまだ生ぜざる悪しきことは生ぜざらしめんと志を起して、ただひらすらに、つとめ励み、心を奮い起して努力をする。

~あるいはまた、すでに生じた善きことを住せしめ、忘れず、ますます修習して、全きにいたらしめたいと志をたてて、ただひたすらに、つとめ励み、心を振るい起して努力をする。

比丘たちよ、その時、これを名付けて正精進というのである。

出典:阿含経典 2(p.174)

正念(しょうねん)

正念は正しい憶念という意味です。

比丘たちよ、ここに一人の比丘があって、わが身において身というものを細かく観察する。熱心に、よく気をつけ、心をこめて観察し、それによってこの世間の貪りと憂いとを調伏して住する。

~あるいはまた、この存在において存在というものをこまかく観察する。熱心に、よく気をつけ、心をこめて観察し、それによってこの世間の貪りと憂いを調伏して住する。

比丘たちよ、この時これを名づけて正念というのである。

出典:阿含経典 2(p.174)

正定(しょうじょう)

正定は正しい瞑想という意味です。

比丘たちよ、ここに一人の比丘があって、もろもろの欲望を離れ、もろもろの善からぬことを離れ、なお対象に心をひかれながらも、それより離れることに喜びと楽しみを感ずる境地に至る。これを初禅を具足して住するという。

~さらにまた彼は、楽をも苦をも断ずる。さきには、すでに喜びをも憂いをも滅したのであるから、いまや彼は、不苦・不楽にして、ただ、捨あり、念ありて、清浄なる境地にいる。これを第四禅を具足して住するという。

もろもろの比丘たちよ、これを名づけて正定というのである。

出典:阿含経典 2(p.175)

「スポンサーリンク」

-仏教
-, , ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

釜堀浩元師が堂入り達成 天台の壮絶な行「堂入り」とは?

 2015年10月21日未明に釜堀浩元師が「堂入りの行」を終了しました。なお、堂入りの行とは、正確には「明王堂参籠(みょうおうどうさんろう)」といいます。

no image

「不殺生祈りの会」安保法案反対を訴え

「安保法案認めない」 不殺生祈り僧侶ら座禅(愛媛新聞ONLINEより) 2015年9月10日、愛媛県内の僧侶らで組織する「不殺生祈りの会」が松山市湊町5丁目の坊っちゃん広場で安全保障関連法案反対を訴え …

「釜堀浩元師」堂入りの行を終えて当行満阿闍梨へ

2015年10月21日未明、釜堀浩元さんが「堂入りの行」を終了しました。これは、戦後から数えても13人しかいない偉業です。

仏教徒多い国ランキング

数多くの宗教が世界にはありますが、その中でも世界三大宗教と言われる仏教、キリスト教、イスラム教には数多くの信徒がいます。 本記事ではその中の仏教に焦点をあてて、仏教徒の人数が多い国をランキング形式でま …

仏教徒なら絶対に知っておくべき釈迦の弟子【まとめ】

宗教を知ることで人間の行動が理解できる、というように日本人には理解できないかもしれませんが、それほど宗教は社会に影響を与えています。 ということで、宗教の中でも特に私たちに縁深い仏教のことを本日は勉強 …