
乳児や子供が健康的に成長するために、飲んだ方がいいミルクやその代替品とはなんなのでしょうか?
それでは、どうぞ。
※ただし、栄養情報は一般的なものであり、個々のブランドでは違う可能性があります。
9. 豆乳(Soy Milk)
分量 – 243ml
カロリー – 105
脂肪 – 4.3g
タンパク質 – 6g
炭水化物 – 12g
牛乳の代わりに豆乳を飲む人も多いのではないでしょうか?
ですが、理想的な牛乳の代替品とは言えません。
植物性エストロゲンと大豆アレルギーの問題があるからです。
豆乳には植物性エストロゲンが多く含まれています。
そのため、子供の甲状腺ホルモンの問題を起こす可能性があると指摘する研究もあります。
また、3歳未満の子供の0.4%には大豆アレルギーの問題があります。
栄養面では、鉄、マグネシウム、B-6は牛乳より高いですが、カルシウムは牛乳の方が多いです。若者には牛乳がいいのかもしれませんね。
8. 米ミルク(Rice Milk)
分量 – 240ml
カロリー – 112
脂肪 – 2.3g
タンパク質 – 0.7g
炭水化物 – 22g
米ミルクは、アレルギー持ちの子供には一つの選択肢になります。理由は、大豆、ナッツ、グルテン、乳糖を含んでいないからです。
牛乳と比較すると、脂肪やタンパク質はあまり含んでいませんが、炭水化物は多く含んでいます。
7. アーモンドミルク(Almond Milk)
分量 – 240ml
カロリー – 40
脂肪 – 3g
タンパク質 – 1g
炭水化物 – 2g
アーモンドミルクはビタミンDとE、そしてまずまずのカルシウムとビタミンAを含んでいます。
が、フィチン酸を含んでいて、鉄、亜鉛、マグネシウムなどの重要なミネラルの吸収を阻害する可能性があります。
6. カシュ―ミルク(Cashew Milk)
分量 – 240ml
カロリー – 25
脂肪 – 2g
タンパク質 – <1g
炭水化物 – 1g
カシュ―ミルクは、低脂肪で低タンパク質です。そのため、幼児には理想的とは言えません。
牛乳に比べると、カルシウムが約50%も多く含まれています。
また、ビタミンDとEも高くなっています。
5. フラックスミルク(Flax Milk)
分量 – 240ml
カロリー – 25
脂肪 – 2.5g
タンパク質 – 0g
炭水化物 – 1g
フラックスミルクはアレルギーに苦しむ子供の選択肢の一つになりますが、脂肪とたんぱく質も少ないです。
ですが、オメガ3が1200mg含んでいて、カルシウム、ビタミンD、ビタミンB-12、リンを十分含んでいます。
質感は牛乳よりちょっとザラッとしています。
4. ココナッツミルク(Coconut Milk)
分量 – 240ml
カロリー – 552
脂肪 – 57g
タンパク質 – 5g
炭水化物 – 13g
ココナッツミルク(ココナッツウォーターではない)は、飽和脂肪を含んでいます。
これは、動物性の飽和脂肪ではなくて、HDLコレステロールを上昇されてくれる良性の飽和脂肪になります。
また、食物繊維や、銅、鉄、マグネシウムなどのミネラルを含んでいます。ミネラルは、なかなか食物からはとることができません。
3. 牛乳(Cow’s Milk (全乳, 3.25% 脂肪))
分量 – 240ml
カロリー – 148
脂肪 – 8g
タンパク質 – 8g
炭水化物 – 12g
脂肪の量を変えた牛乳はありますが、体重に問題がなければ、幼児や子供には全乳もいいでしょう。
牛乳アレルギーや乳糖不耐性の問題もありますが、最近では無乳糖乳が一般的です。
2. ヤギのミルク(Goat’s Milk)
分量 – 244ml
カロリー – 168
脂肪 – 10g
タンパク質 – 9g
炭水化物 – 11g
ヤギのミルクは消化しやすい傾向にあり、乳糖不耐性の人でさえ、問題なくヤギのミルクを飲むことができます。
また、ホルモンや他の薬物をあまり含んでいません。
加えて、脂肪、カリウム、カルシウム、たんぱく質、ビタミンDを多く含んでいます。
1. 母乳(Breast Milk)
分量 – 246ml
カロリー – 171
脂肪 – 11g
タンパク質 – 2.5g
炭水化物 – 17g
当然、母乳にはミネラルや栄養素が多く含まれていて、幼児にとっては吸収しやすくなっています。
タンパク質について、母乳には脳の発達に重要なタウリンが含まれています。
また、母乳に含まれる脂肪とタンパク質は、幼児にとってはとても消化しやすいものとなっています。