北欧神話

世界の神話 北欧神話の幻獣たち ヨルムンガンド編

投稿日:2017年1月10日 更新日:


日本の神話にはたくさんの動物が登場します。お稲荷さんであったり狛犬であったり、いろいろな姿で登場して神様につかえていたりします。

もちろん、神話に動物が登場するのは日本だけではありません。世界中で語り継がれてきた神話の中にもたくさんの動物が登場します。

本シリーズでは、その中でも北欧神話に登場する動物に焦点をあてます。そして、その第一回目である本記事は、ヨルムンガンドを紹介したいと思います。

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ヨルムンガンド~人間界をぐるりと取り囲む大蛇~

ヨルムンガンドという名前は「途方も無い長さの杖」という意味です。この大蛇の大きさは、人間界を取り囲んでさらに自分のしっぽを口にくわえるほどの巨体らしいので、この名前はまさに的を射ています。

親は神の一柱であるロキで、兄弟には、巨大な狼であるフェンリルに冥界の女王であるヘルがいます。ロキの3兄弟はこの後、後に災厄をもたらすと予言されて、主神であるオーディーンの命によりそれぞれが大変な運命を歩むことになります。フェンリルは鎖につながれ、ヘルは冥界に捨てられてしまいます。

・・・・・・なんと、ヨルムンガンドは人間界を取り囲む冷たい海に捨てられてしまうのです。

そして、そのまま死に・・・・・・、至りません。海に捨てた神々はすぐに死んでしまうことを期待したようですが、その期待に反してヨルムンガンドはどんどんと成長していき、最終的には人間界を取り囲んでさらに自分のしっぽをくわえるほどに成長したようです。

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宿敵は雷神トール

巨大蛇「ヨルムンガンド」と雷神「トール」は血で染められた運命の糸で結ばれていたようです。その運命の中でも特に有名な物語が3つあります。

一つ目の物語はヨトウゥンヘイム遠征の時のことで、二つ目の物語はトールがヨルムンガンドを釣り上げようとした時の事です。でも、この2つでは決着はつきませんでした。

そして、運命の糸で結びついた両者は三度めの戦いに挑みます。ラグナロクという世界の終末の日における戦いです。

さあ、どちらが勝つのか。先行は、ヨルムンガンドの猛毒の攻撃です。それに対するトールはハンマーでヨルムンガンドをぶん殴ります。・・・・・・おーっと、ヨルムンガンドが倒れたぞ。トールの勝ちか。いや、そうこうしているうちにトールも倒れてしまった。

血の運命で結ばれた両者の決着はなかなかつかず、最後は引き分けで終わったのでした。

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