北欧神話

世界の神話 北欧神話の幻獣たち ファーブニル編

投稿日:2017年1月27日 更新日:


日本の神話にはたくさんの動物が登場します。お稲荷さんであったり狛犬であったり、いろいろな姿で登場して神様につかえていたりします。

もちろん、神話に動物が登場するのは日本だけではありません。世界中で語り継がれてきた神話の中にもたくさんの動物が登場します。

本シリーズでは、その中でも北欧神話に登場する動物に焦点をあてます。そして、その第六回目である本記事は、ファーブニルを紹介したいと思います。

黄金に取りつかれた竜「ファーブニル」

ファーブニル by アーサー・ラッカム

ファーブニルという名前は「抱擁するもの」という意味です。ドワーフもしくは人間から多くの黄金を抱え込んで竜にまでなったのですから、ピッタリの名前と言えます。

竜になってしまったいきさつはこうです。

弟が3人の神々に殺されたため、父に命じられてファーブニルはもう一人の弟と共に神々をとらえて、賠償金を要求します。神々は賠償金を支払うことに同意して黄金を渡しますが、黄金を独り占めしたいファーブニルは父を殺します。

それから、ファーブニルはもう一人の弟と黄金を分け合うことも拒絶して、逃亡を図ります。そうして、黄金を守るために竜になってしまったのでした。

呪いの黄金に殺されるファーブニル

ファーブニルが神々から渡された黄金には所有者は永遠に不幸になるという呪いがかかっていました。

かくして、黄金を手に入れたファーブニルでしたが、呪いの効果なのか、実の弟の依頼を受けた人間に殺されてしまいます。

・・・・・・ああ、悲劇の物語でした。

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