神話 ギリシャ神話

世界の神話 ギリシャ神話の神々 エロス編【キューピッド】

投稿日:2017年3月30日 更新日:


愛の神であるエロス。日本においては、愛のキューピットのイメージがあります。

そんなエロスですが、黄金の矢と鉛の矢という二種類の矢を有しています。

出自

エロスの出自に関しては複数の説が唱えられています。

・大地の女神ガイアや天空の神ウラノスなどと一緒に原初神であるカオスにより生み出された説

・戦の神アレスと美の女神アフロディテとの子供であるという説

など。

「スポンサーリンク」

キューピッド

恋愛感情を神格化した存在が愛の神であるエロスです。

エロスは、クピド(Cupido)とローマ神話では呼ばれ、クピドの英語読みが日本でおなじみのキューピッドと言うわけです。

黄金の矢、鉛の矢

日本では、愛のキューピッドは矢を射ることで恋人同士の愛を成就させるというイメージがあると思いますが、エロスの矢には2種類あります。

それが、黄金の矢と鉛の矢です。

最初に見た人を愛するようになるのは黄金の矢に射られた場合であり、鉛の矢に射られると人は恋愛に嫌悪感を抱くようになります。

・・・・・・黄金の矢もどうやら万能ではなさそうですし、鉛の矢に射られたら一生が大変なことになりそうです。

エロスとプシュケー

フランソワ・ジェラール〈エロースとプシュケーの結婚〉ルーヴル美術館

この黄金の矢に関連した話では、エロスと王女プシュケーの恋愛物語が有名です。

美の女神であるアフロディテが王女プシュケーの美貌に嫉妬したことから物語は始まります。

なんと、プシュケーに嫉妬したアフロディテはエロスに命じてプシュケーが化け物と恋愛するように仕向けたのです。

しかし、アフロディテの命令を実行しようとしたエロスですが、プシュケーの美貌に見とれて自分の指を黄金の矢で傷つけ、彼女に恋い焦がれてしまいます。

プシュケーに懸想したエロスは自身が化け物に成りすますことでプシュケーと結婚しました。

結果として、アフロディテからの妨害にこの二人はあいますが、神々の助けにより最終的には結婚が正式に認められました。

めでたし、めでたし。

「スポンサーリンク」

-神話, ギリシャ神話
-, ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

世界の神話 ギリシャ神話の幻獣たち サイクロプス編

日本の神話にはたくさんの動物が登場します。お稲荷さんであったり狛犬であったり、いろいろな姿で登場して神様につかえていたりします。 もちろん、神話に動物が登場するのは日本だけではありません。世界中で語り …

世界の神話 北欧神話の幻獣たち ヘル編

日本の神話にはたくさんの動物が登場します。お稲荷さんであったり狛犬であったり、いろいろな姿で登場して神様につかえていたりします。 もちろん、神話に動物が登場するのは日本だけではありません。世界中で語り …

no image

世界の神話 オセアニア神話

オセアニア神話は南太平洋の島々に伝わる神話です。 もともと起源は同一だったようですが、各島や部族ごとに独自の進化を遂げていきました。

ギリシャ神話 アレス編【最弱の軍神】

主神ゼウスと女神ヘラの間に生まれた嫡流の王子がアレスです。 しかし、これ以上ないというほどの血統のもとに生まれたアレスですが、神話史上最も最弱な軍神と言われるようになかなか情けないエピソードが多いよう …

世界の神話 アステカ神話とマヤ神話

メソアメリカ文明には、天文知識と優れた建築技術がありました。 また、彼らには信仰する太陽神がおり、生贄を祭壇に捧げていました。