神話 ギリシャ神話

世界の神話 ギリシャ神話の神々 デメテル編【豊穣の女神】

投稿日:2017年3月29日 更新日:


オリュンポス12神の一柱であるデメテル。

デメテルの名前には、「母なる大地」という意味があります。これは、大地と生産力を守護する豊穣の女神であるデメテルにピッタリの名前だと言えます。

さて、このデメテルですが、娘を愛しすぎるあまりに作物が育たない冬という季節を生み出してしまいます。

「スポンサーリンク」

豊穣の女神デメテル

生産力と大地の守護を司る豊穣の女神デメテルは、オリュンポス12神の一柱を占めています。

ギリシャ神話の神々の2代目の王を務めていたクロノスの6人兄妹の一人で、ゼウス・ポセイドンと同様に重要な神であります。

また、主神ゼウスの妹ですが、同時に愛人でもあります。

娘溺愛した末に冬が誕生

Wikipedia – ペルセポネの略奪

豊穣の女神デメテルはゼウスとの間に出来た子供ペルセポネを愛していましたが、それが故に地上に作物の育たない期間である冬が誕生してしまいました。

経緯はこうです。

デメテルが溺愛していたペルセポネですが、あるとき、娘ペルセポネと兄ハデスを結婚させようと画策していたゼウスの命令によりハデスに冥府へと連れ去られました。

そのため、デメテルは地上に隠れてすべての職務を放棄してしまいます。結果として、豊穣神の加護を失った大地は衰え、農作物が育たなくなりました。

これを受けて、やばいと思ったゼウスはペルセポネを冥府から連れ戻そうとしますが、冥府においてザクロの実をペルセポネが口にしていたため、彼女には冥府との絆ができていました。

結果として、ペルセポネは一年のうち2/3の期間は地上に滞在できますが、1/3は冥府にとどまる必要ができたのです。

このようにして、娘が地上にいるうちはデメテルは大地に加護を与えますが、いない期間は加護を与えなくなりその時には農作物が育たなくなりました。つまり、冬が誕生したのでした。

オリュンポス12神

ギリシャ神話 ゼウス編【ヘラの夫】

ギリシャ神話 ヘラ編【ゼウスの正妻】

ギリシャ神話 アテナ編【知恵と戦の女神】

ギリシャ神話 アポロン編

世界の神話 ギリシャ神話の神々 アフロディテ編【ヴィーナス】

ギリシャ神話 アレス編【最弱の軍神】

ギリシャ神話 アルテミス編【オリュンポス12神】

世界の神話 ギリシャ神話の神々 デメテル編【豊穣の女神】

ギリシャ神話 ヘパイストス編【ヘラの息子】

世界の神話 ギリシャ神話の神々 ヘルメス編

ギリシャ神話 ポセイドン編【オリュンポス12神のナンバー2】

ギリシャ神話 ディオニュソス編

「スポンサーリンク」

-神話, ギリシャ神話
-,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA


関連記事

ギリシャ神話 アレス編【最弱の軍神】

主神ゼウスと女神ヘラの間に生まれた嫡流の王子がアレスです。 しかし、これ以上ないというほどの血統のもとに生まれたアレスですが、神話史上最も最弱な軍神と言われるようになかなか情けないエピソードが多いよう …

世界の神話 ギリシャ神話の幻獣たち キマイラ編

世界にはたくさんの神話があり、その中にはたくさんの動物が登場します。 本シリーズでは、その中でもギリシャ神話に登場する動物に焦点をあてます。そして、その第六回目である本記事は、キマイラを紹介したいと思 …

世界の神話 北欧神話の幻獣たち ニーズヘッグ編

日本の神話にはたくさんの動物が登場します。お稲荷さんであったり狛犬であったり、いろいろな姿で登場して神様につかえていたりします。 もちろん、神話に動物が登場するのは日本だけではありません。世界中で語り …

no image

世界の神話 日本神話の神々 アマテラスオオミカミ

まばゆい光を全身から発して天上・地上を照らす太陽神たるアマテラスオオミカミ。 弟のスサノオノミコトの所業に機嫌を悪くして引きこもるなど、人間味のある一面も見せる女神です。

世界の神話 日本神話の神々 ツクヨミノミコト編

三貴子であり、月の神であるツクヨミノミコト。 太陽神であるアマテラスオオミカミに比べて、月の神であるツクヨミノミコトの登場シーンは多くありません。 しかし、数少ない登場シーンにおいて、食物を生み出すと …