神話 ギリシャ神話

世界の神話 ギリシャ神話の幻獣たち サイクロプス編

投稿日:2017年1月28日 更新日:


日本の神話にはたくさんの動物が登場します。お稲荷さんであったり狛犬であったり、いろいろな姿で登場して神様につかえていたりします。

もちろん、神話に動物が登場するのは日本だけではありません。世界中で語り継がれてきた神話の中にもたくさんの動物が登場します。

本シリーズでは、その中でもギリシャ神話に登場する動物に焦点をあてます。そして、その第三回目である本記事は、サイクロプス紹介したいと思います。

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ゼウスのケラウノスを作った神「サイクロプス」

サイクロプスという名前は「丸い眼」という意味です。サイクロプスの特徴は額の中央に丸い眼が一つだけついていることですから、そういった意味ではピッタリの名前になります。

父親は天空神のウーラノスで、母親は大地母神のガイアになります。この両親から生まれた息子神である「アルゲース」・「ステロペース」・ 「ブロンテース」を合わせて、サイクロプスと言います。

実は、このサイクロプスたちは卓越した鍛冶技術を持っており、あの主神ゼウスの武器であるケラウノスも手がけました。

いきさつはこうです。

父親であるウーラノスに嫌われたサイクロプスたちは奈落であるタルタロスへ落とされますが、後々に主神ゼウスによって解放されます。

サイクロプスたちはその礼として、ゼウスにはケラウノスという武器を、ポセイドーンにはトリアイナという銛を、ハーデースには隠れ兜を作りましたとさ。

旅人を食らう恐ろしい怪物「サイクロプス」

ラコニア (Laconia) 陶器の大皿に描かれたポリュペーモス(右)とオデュッセウスの部下達

神であるサイクロプスとは異なり、こちらのサイクロプスは恐ろしい怪物です。

怪物としてのサイクロプスは、ホメーロスの古代ギリシア叙事詩である「オデュッセイア」に登場します。

ここに登場するサイクロプスは旅人を食らうだけの粗暴な怪物として記述されています。

例えば、

その持ち主はどでかく醜いサイクロプスである。オデュッセウスたちを発見すると、お土産を与えず二人の部下を食べてしまった。そして、全部の羊の乳を搾って、そのミールクを飲み干した。それは日課となった。毎日、二人の部下を食べていて、羊の乳を搾っていた。

出典:Lang-8

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