仏教

え?それも!日常に潜む仏教用語【まとめ】

投稿日:2017年1月26日 更新日:


日本に仏教が伝わって1000年以上もたちます。その過程の中でさまざまな仏教用語が日常の言葉に入り込んできました。現在でも同じような意味で用いられるものもありますが、その意味が抜け落ちている言葉もあります。

今回はそんな「え、それ仏教用語なの?」という言葉をご紹介します。

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有頂天

現在では、何かに心を奪われて他のことに目を向けない状態を言います。

しかし、もともとは、天界の最高の境地を有頂天といいました。

仏教では、生きとし生けるものが住む6つの迷いの世界があるとされています。それが、地獄・餓鬼・畜生・阿修羅・人間・天界です。その6つの迷いの世界の中で最もいい場所が天界で、その天界の中でも最も最高の境地を有頂天といったのです。

乞食

現在では、食物や金銭をもらって歩いて生活する物貰いのことを言います。

しかし、仏教の修行の一つで、僧が家々を托鉢してまわり、食物を乞う修行からもともときています。

娑婆

現在では、刑務所など自由を束縛された場所に対して、その外にある自由な世界のことを娑婆といいます。ドラマとか映画で囚人が「娑婆の空気を吸いたい」と言うシーンを皆さんも見たことがあると思います。

しかし、もともとは違います。仏教では、刑務所もそうでない外も含めて、現実の世界すべてのことを娑婆と言います。そして、それは苦しみに満ちた世界であると説明しています。

醍醐味

現在では、物事の本当の面白さや深い味わいのことを言います。また、神髄とも言います。例えば、「野球の醍醐味」などと使われます。

しかし、醍醐は、牛乳を精製したときにできる乳製品のうち、最後にできる最高の味のものをもとも言いました。仏教では、悟りに至った涅槃の境地が最高の到達地点であるため、その状態を醍醐の味に例えたのです。

旦那

現在では、男の人を尊敬を込めて呼ぶときに使います。

しかし、もともとは、寺院に寄付をしてくれる信者のことをいいました。

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