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ギリシャ神話 アルテミス編【オリュンポス12神】

投稿日:2017年3月28日 更新日:


オリュンポス12神の一柱であり、狩猟・純潔の女神であるアルテミスは後に月の女神にもなりました。

アルテミスは父ゼウスに永遠の純潔を誓い、それを侍女にも守らせましたが、それが原因で侍女の一人に悲劇が訪れたのでした。

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太陽神アポロンと対の関係

太陽神アポロンと月の女神アルテミスは双子であり、彼女はアポロンの妹にあたります。

アポロンとアルテミスは対の関係にあって、アポロンが金の矢と金の馬車を所有しているのに対して、アルテミスは、銀の矢と銀の馬車を所有しています。

出産の女神?

Wikipedia – 女神の姿でカリストをだますゼウス

アルテミスが誕生するときに、母親であるレトはゼウスの正妻であるヘラの嫉妬を受けて、出産を遅らされたので大変な状況にありました。

アルテミスはゼウスと愛人であるレトとの子供なので、ヘラの嫉妬を受けたようです。そして、嫉妬したヘラが出産の女神エイレイテュイアを宮殿に閉じ込めたため出産が遅れたというわけです。

アルテミスはアポロンの妹とされていますが、一説によれば、このときにアルテミスが先に生まれて、母レトがアポロンを出産する手伝いをしたようです。そのため、出産も司る女神であるとされることがあります。

侍女カリストの悲劇

さて、このアルテミスですが、父親であるゼウスに永遠なる純潔を誓った純潔の女神でもありました。そして、この誓いは彼女のみならず、アルテミスの侍女であるニンフにも守るように命じていました。

しかし、ここにひとつの悲劇が生まれるのです。

なんと、アルテミスの侍女であるカリストがゼウスに強引に関係を結ばされてしまい、この命令を破ってしまいます。

そうして、命令を破ってしまったカリストはアルテミスにより雌熊に変えられてしまいます。

このときに不幸中の幸いにも、ゼウスとの子供アルカスは助かりましたが、なんと、雌熊になってしまったカリストに成長したアルカスが母親であるとは知らないで矢を向けてしまうのです。

あー、悲劇。

このままではいけません。このままでは本当に悲劇になってしまいます。

ということで、ここでやっとこの悲劇の原因であるゼウスが登場して、カリストとアルカスを天上にのぼらせて、大熊座と小熊座にすることで最悪の悲劇になってしまうことを回避したのでした。

・・・・・・まあ、十分に悲劇だとは思いますけどね。

オリュンポス12神

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