エジプト神話

エジプト神話 アヌビス【死者の審判】

投稿日:2017年4月13日 更新日:


死者の守護神アヌビス。

墓場をうろつく犬のイメージが神格化した神です。

死と同時に再生の象徴でもあります。

「スポンサーリンク」

死者の守護神

犬もしくはジャッカルの頭部を持つ神がアヌビスです。

元来は、墳墓や砂漠をさまよう犬だったようです。それが、死者の守護者としていつしか神ったのでした。

死者の審判

死者と強い関係が彼の仕事にはあります。

死亡した人間を冥界の神オシリスのもとに導く他、墓場を見守る番人でもあります。

そして、オシリスのもとに連れて行った死者を、死者の心臓と真実の羽を天秤にかける「死者の審判」において裁くのです。

死者の審判は生前の罪を裁く裁判であり、善人にとってはなんら恐れることはありませんが、悪人にはとてもガクブルものです。

無罪であれば楽園アアルで転生待ちになりますが、なんと有罪であればアメミットという怪物のエサになり、魂をその場で食われてしまいます。

なお、このときには、裁判官であるオシリス・ホルス・トトが天秤を確認します。

ミイラつくりの草分け

Wikipedia – ミイラ作りのアヌビス像

また、アヌビスはミイラ作りの草分け的存在です。

これには理由があります。

豊穣神オシリスがセトに殺されてばらばらにされた後に生き返りますが、このときに、ばらばらになった遺体をつなぎ合わせて、防腐処理をしたのがアヌビスだっだのです。

これ以後、ミイラづくりの神としてもアヌビスは崇拝されたのでした。

「スポンサーリンク」

-エジプト神話
-,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

エジプト神話の神々 ホルス【鷹の神】

ホルスは、地上の王であったオシリスの息子です。 オシリスからセトに奪われた地上の王位をのちに奪い返しました。

エジプトの神々 ラー【太陽神】

太陽神ラーは、ヘルモポリスの神話から誕生しました。 その後、ラーはエジプトの最高神にまでなり、多数の高位の神々と同一化していきました。

エジプト神話 セト【オシリスの弟】

人々や神々をなんども苦しめた悪神セト。 王位をホルスに奪われた彼は、エジプト追放の憂き目にあいました。

エジプト神話 イシス【オシリスの妻】

愛の庇護者イシス。たくさんの人々から崇拝されていました。 そのことは、古エジプトで行われていた行事でも明らかです。 なんと、イシスのために毎年2回も祭りが盛大に開催されていたのです。

エジプト神話 オシリス【冥界の神】

冥界の神であるオシリス。 逆恨みにより殺害されて、死から蘇生した経験があります。 「ミイラ」の原型として有名です。