仏教

未だに続く中国当局によるチベット仏教弾圧!?

投稿日:2015年10月18日 更新日:


 チベット仏教は、現状どうなっているのか?

 その一端を知れる文章を発見した。2015年10月14日に米国務省が発表した「International Religious Freedom Report for 2014(以下、2014年度版国際宗教自由報告書)」である。

 これには、中国による宗教的弾圧についての報告もあり、当然チベット仏教について言及してある文章も出てくる。それが、下記の文章である。

 本文「Authorities often justified official interference with Tibetan Buddhist monasteries by associating them with separatism and pro-independence activities. On February 28 Authorities detained Tashi Paljor, a monk at Wenpo Monastery in Qamdo (Chamdo) Prefecture of the Tibetan Autonomous Republic, for his alleged possession of politically sensitive writings and recordings by the Dalai Lama. He died after being severely beaten in custody, according to Radio Free Asia」

 訳文「中国当局は、チベット仏教僧院への当局の干渉を、分離主義と独立派の活動と僧院を関連付けることによってしばしば正当化した。2月28日、当局は、チベット自治共和国チャムド県のWenpo僧院で僧侶を務めるTashi Paljorを拘束した。拘束理由は、政治的に慎重に扱うべきダライラマの文章と録音の所持していた容疑である。ラジオ・フリー・アジアによると拘留中にひどく殴られた後で彼は死んだ」

 これが事実であれば、1)中国当局は、チベット仏教僧院への干渉をしている。そして、2)宗教的指導者の文章・録音をもっていただけでチベット仏教の僧侶を拘留し、しかも、死に至らせている。つまり、中国当局チベット仏教を未だに弾圧している。これが今のチベット仏教の現状である。

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