神道

高千穂「神楽」へのいざない

投稿日:2015年9月21日 更新日:


一年中見れる「高千穂神楽」

今年の3月に九州旅行に行った。この旅行のテーマが「神話」だったので、その途中で宮崎県の高千穂にも寄った。高千穂は、神話で有名で、「国見ヶ丘」・「高千穂神社」・「天岩戸神社」など神話好きには必見の場所がある。
その「高千穂神社」では、「高千穂神楽」が毎日夜8時から1時間ほど公開されている。興味があったので、この「高千穂神社」の近所に宿を借り、歩いて神楽を見に行った。

宿の店主の話によると、夜7時半ごろから神楽の入場受付が行われるということであった。歩いてそんなに時間のかかる場所ではなかったため夜7時45分頃に宿を出たが、これはミスであった。神社に着いてみると もはや人がわんさかとおり、後ろの方で見ることになってしまった。見通しがあまかったようだ。思った以上に盛況だったので少し早めに出るべきだった。
高千穂の神楽は33番あり、この中から代表的な4番である「手力雄の舞」・「鈿女の舞」・「戸取の舞」・「御神体の舞」がこの神楽では舞われている。

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この写真は、「手力雄の舞」を写したものである。これは、弟である須佐之男命の悪態に耐えかねた天照大御神が御引きこもりになった天岩戸を手力雄命が御探しになる舞である。この舞では、手力雄命の力強さを見ることができる。一見の価値あり。

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この写真は、「鈿女の舞」を写したものである。これは、天岩戸から天照大御神を誘い出すために、天鈿女命が面白おかしく歌舞いを行う舞である。

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この写真は、「戸取の舞」を写したものである。これは、手力雄命が天岩戸を取り除きになる舞である。

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この写真は、「御神体の舞」を写したものである。これは、伊邪那岐命伊邪那美命との2神による国生みの舞である。この舞では、舞台上で演者が踊るだけでなく、観客が座る畳の座席上に降りてきてくれて、面白おかしく踊ったり一緒に写真をとってくれたりする。サービス満点の舞になっている。神話に興味のある大人だけでなく、子供にも楽しめる舞となっている。

興味のある人は是非訪れてみてほしい。

期間限定「夜神楽」

このように、「高千穂神社」では一年中神楽を楽しむことができるが、「夜神楽」といい高千穂には期間限定で行われている神楽もある。「夜神楽」は、高千穂観光協会のホームページによると「里ごとに氏神(うじがみ)様を神楽宿と呼ばれる民家や公民館にお招きし、 夜を徹して三十三番の神楽を一晩かけて奉納する、昔からの神事」だということである。

期間限定ではあるが、4番に限定されておらず33番の舞すべてを見ることができる。さらに、各里でオリジナリティがある。舞う順番が前後したり、題目が変わったりする。趣が違うので複数の「夜神楽」を見るのもよいかもしれない。

11月中旬から翌年2月の上旬にかけて開かれている。今年ももうすぐ高千穂「夜神楽」の季節になるので、興味のある人は是非訪れてみてほしい。

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